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ザメンホフのエスペラント語

 4月9日、劇作家・作家の井上ひさしさんが肺がんのため鎌倉の自宅で死去されました。75歳。葬儀は昨日12日近親者で行われたそうです。

 

 井上ひさしさんの作品をはじめて読んだのは、中1の時、国語の先生に毎週1冊本を読む宿題の課題図書に「青葉繁れる」が入っていたのを覚えています。その他 思い出深いのが「ブンとフン」「吉里吉里人」「四千万歩の男」そして「ひょっこりひょうたん島」。

 

 新聞報道で知ったのですが「ムーミンのテーマ」(作詞)、「ひみつのアッコちゃん」(作詞・共作)もそうだそうです。

 

 

 今から30年ぐらい前、私は英語を嫌い、ユダヤ系ポーランド人ザメンホフが創った人工語「エスペラント語」を勉強していたことがあります。この言葉は、「文法を覚えること」や「スペイン語」を勉強する時にとても役立ちましたが、思想が若干入るので確か4年ぐらいでやめた記憶があります。

 

 このエスペラント語は日本では横須賀が発祥地で、私の先生だった浦賀の松葉先生に観音崎の灯台などよく連れて行っていただきました。

 

 

 丁度、その頃、井上ひさしさんが吉里吉里語の「吉里吉里人」を書かれました。彼はエスペランティストかどうか不明ですが、よくエスペラント界に顔を出され、講演もしていました。確か当時のNHKの番組に出られた時に「日本語も薩長土肥の人工語だ」と話されたのも井上さんだったような気がします。

 

 

 私にとって、井上ひさしさんとエスペラントは同時期の思い出です。

 

 

 ご冥福をお祈りいたします。

 

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