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三浦按針(1564年~1620年)

P1070502.JPG 2012年4月8日、塚山公園で「按針祭」が行われました。

 三浦按針は、本名ウイリアム・アダムスという英国人で、オランダ東印度会社が東洋に派遣した艦隊の水先案内でした。艦隊は航海中に大嵐にあい、慶長5年(1600年)按針が乗ったデ・リーフデ号だけが九州に漂着しました。

 按針は砲術や航海・天文学に優れていたため、徳川家康の信任を得て幕府の外交顧問となり、江戸日本橋に屋敷、慶長10年(1605年)には三浦郡逸見村に250石を与えられました。また、按針は造船の知識もあり、伊豆伊東で西洋帆船を建造しました。

 按針は元和6年(1620年)、本国に戻ることなく平戸でなくなりましたが、按針とその妻を弔うため、遺言により知行地の逸見村に供養塔(国指定史跡)が建てられました。

 日本名三浦按針は、「三浦」は「地名」から、「按針」は「水先案内」の意味からつけられたものです。

 

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