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神奈川県公立高等学校入学者選抜制度改善方針(1)

改善の基本的な考え方

1 改善内容

(1) 選抜の機会
○ 生徒自らの希望に基づく志願を確かなものとするために、これまでの前期選抜、後期選抜の特性を生かして一体化し、全日制の課程、定時制の課程及び通信制の課程に、全課程同日程の「共通選抜」を設定する。
○ 公立高校における学びを幅広く提供するために、定時制の課程及び通信制の課程においては、共通選抜の後に「定通分割選抜」を設定する。(一部の定時制の課程を除く。)
○ 募集定員に欠員が生じた場合には、二次募集による選抜機会を設定する。

(2) 検査のあり方
○ 中学校教育と高等学校教育の接続という視点から、新しい学習指導要領が求める学力として示された「基礎的・基本的な知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」、「主体的に学習に取り組む態度(学習意欲)」の3つの学力要素を的確に把握するため、共通の検査として、学力検査及び面接を実施することを原則とする。
○ 共通の検査として実施する学力検査については、これまで以上に「思考力、判断力、表現力等」を測る内容とし、学力検査における学校独自の問題の作成は行わない。
○ 共通の検査として実施する面接においては、調査書の記載事項等を踏まえ、生徒の特性や長所なども含め、総合的な意欲を測る。
○ 各校の特色ある教育展開を踏まえた選抜の方法として、共通の検査に加え、各校が特色に応じて総合的な能力や特性をみる検査を実施することができるものとする。

(3) 資料のあり方・扱い
○ 選抜の資料として、中学校から高等学校への接続を図る観点から、調査書の評定を活用するとともに、すべての実施した検査の結果を使用するものとする。その際、各校の特性や生徒の個性を生かすため、資料ごとに取り扱う割合を変えることができる。

(4) その他
○ 定時制の課程における学力検査は、定時制の課程の特性に配慮した内容とする。
○ 通信制の課程においては、多様な受検生の実態を踏まえ、共通の検査としては現行どおり学力検査を実施せず、面接又は作文とする。
○ 特別な設置趣旨を持つクリエイティブスクール及び県立相模向陽館高等学校については、その設置趣旨を生かした選抜を行う。

 

2 実施時期 平成25年度入学者選抜から実施する。

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