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2013年度 神奈川県入試改革決定

 神奈川県教育委員会では、公立高校入試制度の改革について「検討協議会」を作って検討してきましたが、この夏に「神奈川県公立高等学校入学者選抜制度改善方針(案)」が公表され、県民の意見募集も行われました。その結果、「神奈川県公立高等学校入学者選抜制度改善方針」が策定され、ほぼ原案通りに入試制度改革を実施することになりました。
(1) 改革の主な内容
① 入試改革を2013年度(現中2の高校受験)から実施する。
② 全日制・定時制とも前後期選抜をとりやめ、全日制は1回のみの選抜とし、定時制は全日制と同様の日程の選抜のほかに、分割後期日程を置くことができる。欠員が生じたときは二次募集を行う。
③ 選抜はクリエイティブスクールを除く全校で「学力検査と面接」を実施し、スポーツ系や芸術系など、必要な学校は別途「特色検査(実技または自己表現)」を実施することができる。クリエイティブスクールは学力検査を行わない。
④ 学力検査は原則として5教科、ただし特色検査を実施する場合は3教科まで減らすことができる。学力検査の独自問題は実施しない。なお2教科以内に限り、傾斜配点で重点化が可能。
⑤ 調査書の中2・中3の比重は現行どおり。3教科以内に限り、傾斜配点で重点化が可能。
⑥ 「C値」の用語は、新制度では面接点について用いることとし、従来のいわゆるC値は、新制度では面接点を加えた「S値」と呼ぶことにする。
⑦ 調査書の内申:学力検査:面接を各100点満点に換算し、その比率は各項目とも2以上の整数値とし、3:5:2など、和が10になるように設定する。

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