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脱出そして自信へ。原爆体験者の記事から

20代の私が学生生活に望むことは、一社会人として教養と基本的学力を身に付けることです。

本来なら18歳で高校生活を終えていたはずですが、当時の私は学ぶことへの意欲が全くない無気力な子供でした。

しかし、今回 本校に入学したいと思ったきっかけは、ある原爆体験者の記事を読んだことです。それまで私の中には、アメリカが日本国民を苦しめた・・・と曖昧な認識しかありませんでしたが、その方の記事には「日本は愚かで野蛮だった」と、はっきり語っていたことが歴史を学んでいなかった私には衝撃でした。

それを機会に日本史に興味を持ち、関連のある記事や本を読むようになりました。それまでの歴史は年号を覚えればいい・・・とだけ思っていましたが、歴史を学ぶことの楽しさを知り、今 自分が生きている社会に対しても考える良いきっかけになりました。

私に学ぶことの楽しさを教えてくれた恩人ともいえる記事です。

社会に興味を抱くということは、自分も一社会人として自立し、有意義に人生を過ごしたいと思える、無気力だった自分から脱出できる気力を与えてくれました。

 やりたいことが見つからず、無気力だった私を見守ってくれた両親のためにも、本校で基本的な学力を身につけ、社会人として自立できる自信を取り戻したいと思います。

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