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第62回 横須賀学院小学校卒業式

 先日、ある私立高校の校長先生と卒業式の際、「私たちは毎年の繰り返しだが、子ども達にとっては1回限りの式という意味で卒業式というものはいいものです。」との会話があった。その話の中でやはり一番成長がみられるのは小学校の卒業式ではないかといったことも話題に出ました。

 昨年は東日本大震災の影響で欠礼してしまいましたが、2012年3月15日 第62回 横須賀学院小学校卒業式に参列させて頂きました。小1の頃「先生、先生。僕、〇〇〇が出来るんだよ・・・」「先生、わたしは〇〇〇ができるの。」といっていた子ども達が面影を残しつつも立派な中学生に羽ばたいていく姿、子どもの力強さ、成長といったものには感動させられます。

 横須賀学院小学校の卒業式には厳かな雰囲気の中で行われます。「起立」「礼」「着席」といった言葉は司会からは出ません。12歳の子ども達が粛々と式を行う姿は中学・高校の卒業式にないもので、卒業証書授与でも全員がしっかり「回れ右」が出来ていました。

 

 横須賀学院院長 井苅先生のお言葉の中に「自分に厳しく、人にやさしく」というものがありました。私たちも小さい頃よく聞かされた言葉です。今、いろいろな学校の校訓・精神に「人にやさしく」「人を認めなさい」「隣人を愛しなさい」といったものはたくさんあります。だけれども、その前提は「自分に厳しく」ではないでしょうか?自分に厳しくなく、後半部分をいくらお題目のように言っても上辺だけのような気がします。そういった意味でやはり横須賀学院小学校の教育は原点に戻った教育で素晴らしいと思います。その一つの表れとして、今回の卒業生の4人に1人の子ども達が6年間皆勤賞・精勤賞を受賞していました。素晴らしい。

 

 今日はこれから通信制高校 ルネサンス高校の卒業式に行ってきます。

 

 

 

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