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認知発達の個人差に合わせた支援

P1050704.JPG 平成23年3月5日(土曜日) ヴェルクよこすかに於いて西永 堅先生による「認知発達の個人差に合わせた支援?WISC-?,K-ABCなどのアセスメントツールから?」の講演会を実施いたしました。

 62名の方が参加して頂き心より御礼申し上げます。

 

 当日は、「アセスメント(査定)とはいいところをさがす手段であり、検査・評定・評価とは違う」といったところから始まり、「感覚・知覚・認知」といった前回の復習、知能検査の歴史、統計学からみたIQ、知能検査の活用法、WISC-?,K-ABCの現物をふまえた紹介等々幅広い内容の講演でした。

 「発達障害とは、認知発達にばらつきがあったり、ゆっくりだったりのことである。認知アセスメントをしないとそれはわからない。認知アセスメント方法は時代によって変わっていく。得意なことを生かして、苦手な部分は支援(メガネ、車椅子、電卓など)でフォローをし、全体の発達を促進する。」といったまとめとなりました。

 

 個別相談会は当初4ヶ所ブースを設けましたが、急遽2ヶ所追加し6ヶ所で行いました。それでも予定時間より1時間以上オーバーしてしまい、また、何人かの方々にはお帰り頂く結果となり申し訳なく思っております。

 

 当日の質問でお応えできなかったものとして、

問い 「WISC-?,K-ABCをうけて細かな説明までしてくれる場所はどこですか?西永先生の所でもうけれますか?他の機関ではテストのみで困っています。」

答え 「星槎大学附属発達支援臨床センター(大磯)

    0463?73?8931」

とのお応えを頂いております。

 

 また、10月には西永先生による「具体的事例による指導法」の講演会を予定しています。詳細が決まり次第、ホームページ上で公開いたします。

 

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